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川内原発の補正申請提出・・九電、1,300億円の追加工事実施

原発再稼働の前提となる安全審査で、九州電力は4月30日、優先審査対象の川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、これまでの審査での指摘事項を反映した補正申請を原子力規制委員会に提出しました。規制委はこれをもとに、審査書案をまとめます。

昨年(2013年)7月の申請の際、九電は想定する地震の揺れ(基準地震動)を540ガル、取水口付近での到達津波高さを約4メートルとしていましたが、審査の過程で、それぞれ620ガル、5メートルに引き上げました。その結果、冷却用ポンチの防護壁や配管の耐震補強工事などを追加。このほか、水素爆発を防ぐ装置や火災感知器の追加設置などの対策を加えました。

九電はこれらの工事を6月末までに終わらせる方針。対応する工事の総費用は、計千三百億円に達するとしています。

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