首都圏反原発連合(反原連)は7月13日、首都圏各地で、全原発即時廃止の立場から各政党の原発政策を比較評価したフライヤー(ビラ)を配布する、「辻(つじ)立ちキャンペーン」を始めました。参院選挙に向けて、「よく見極めて政党を選ぼう」と呼びかける「あなたの選択プロジエクト2013」の一環です。
新宿駅前では、「原発再稼働反対」と大きく書かれた横断幕を掲げ、演説カーで「今こそ子どもたちに原発のない未来を残す決断をしましょう」「誰が本当に原発をなくそうとしているのか、よく見極めて政党を選択してください」などと訴えました。
参加者は通行人やバスを待つ人たちに「原発にかんする政策が書かれています」「参議院選挙の参考にしてください」と声をかけながら、フライヤーを配りました。
夫と一緒に「近所の知り合いに配りたい」と、フライヤー10枚をまとめて受け取った買い物帰りの東京都町田市の女性(39)は「ほかにもいろいろな問題があるので、原発の問題は世問から忘れられかけている気がします。福島の事故直後の危機感を忘れないようにして選挙に行くように周りにも話したいです」と話りました。
同キャンペーンは、15日まで、有志の市民ボランティアによるフライヤーやポスターの配布活動を、全国でいっせいに実施します。