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汚染水漏れタンクそばの井戸・・ベータ線330ベクレルを検出

東京電力は9月7日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、大量の汚染水漏れがあったタンクの南側に掘削した観測用井戸で5日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり330ベクレル検出したと発表しました。

4日に採取した水からは同650ベクレルが検出されていました。タンクから漏れた高濃度放射能汚染水が土壌に染み込んで地下水に到達した可能性があるとみられています。

水位計設置へ・・福島第1全タンク

東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が漏れた問題で、東電は6日、漏れたタンクと同型の282基に水位計を設置すると発表しました。水位が低下すると警報が鳴るシステムも導入し、11月末の設置完了を目指します。

東電によると、汚染水が漏れたのは接合部がゴムパッキン製の容量500~1000トンのタンクで計337基あります。水位計は、現在付いていない全てのタンクに設置します。

水位の状況は、タンク群の近くにある水処理制御室などで監視できるようにします。既に水位計が付いている55基にも警報機能を追加します。

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