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今度は北側井戸で3200ベクレル・・タンク漏れ危機的、地下水に浸透か

福島第1

東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は9月9日、漏れたタンクの北側20メートルに掘った観測用井戸で8日採取した地下水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり3200ベクレル検出されたと発表しました。
漏れたタンクの南側の井戸で4日に採取した地下水が同650ベクレルで、今回はその約5倍の濃度に当たります。いずれの井戸も深さ6メートルの位置から水を採取。東電は、タンクから漏れた汚染水が土壌に浸透し、地下水に混じった可能性があるとしています。また、東電が地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」計画に使う井戸は、今回、放射能が検出された井戸から海側に130メートル離れた場所に掘られています。

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