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国基準超すトリチウム 福島第1原発 6万4000ベクレル・・漏れタンク北側の地下水/放出やめよ‥福島の女性が経産省要請

東京電力は9月11日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)でタンクから大量の汚染水が漏れた問題で、タンクの北側に設置した観測用井戸で10日に採取した水からトリチウム(3重水素)が1リットル当たり6万4000ベクレル検出されたと発表しました。法律上、海に流せる限度(同6万ベクレル)を超えました。8日に採取した水からは同4200ベクレル、9日では同2万9000ベクレル検出され、さらに上昇したことになります。

13-09-12zu 井戸は汚染水が漏れたタンクから北側に約20メートル。8月19日に120リットルの汚染水の水たまりが確認された場所から、1、2メートルしか離れていません。ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質も8日に採取した地下水から1リットル当たり3200ベクレル検出されています。

東電は「漏れた汚染水が堰(せき)の外に漏れた場所なので、影響している可能性があり、注意して見ていきたい」としています。

タンクからは300トンの汚染水が流出したと推定され、すでに近くの排水溝を通じて海へも流れた可能性があるとみられています。

また、タンクの南側に掘った井戸でも4日に採取した水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同650ベクレル検出されています。

北側、南側いずれの井戸も深さ6メートルの位置から水を採取。東電は、タンクから流出した汚染水が土壌に染み込んで地下水に混入している可能性があるとみています。

汚染水、海に放出しないで・・福島の女性が経産省要請

東京電力福島第1原発事故で避難生活を送っている女性などでつくる「福島浜通りの女性有志」と「ふくしま復興共同センターは9月11日、経済産業省の赤羽一嘉副大臣を訪れ、地下水・汚染水の海への放出をやめること、事故収束作業を国の責任で行うことを求める要請書と署名を手渡しました。

署名は約2ヵ月前に「福島浜通りの女性有志」が呼びかけたもので、約2万1干人分が集まっています。

要請に参加した菅野みずえさん(61)=浪江町=は「私たちは原発事故がなければ平穏な暮らしをしていました。たった6人で始めた署名に大きな賛同が広がったのは、多くの人が不安を抱えている証しです」。浪江町から東京に避難している門馬昌子さん(70)は「子や孫に安心して生きられる環境を残すためにも今立ち上がらないと」と話しました。

日本共産党の高橋ちづ子衆院議員、紙智子参院議員も同席しました。

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