「なくせ原発! 安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」が11月2日、福島市で開かれます。同集会実行委員会が9月18日、同市内で記者会見し、概要を明らかにしました。
16人の呼びかけ人のうち、代表の早川篤雄さん(住職)、遠藤宮子さん(県女性団体連絡協議会元会長)、畑洋子さん(会津若松市男女共同参画推進実行委員会理事長)、実行委員会事務局長の野木茂雄さん(県労連事務局長)の各氏が会見しました。
早川氏らは、東京電力福島第1原発事故から2年半、原発の再稼働に反対し、原発をなくす運動が全国的に広がり、福島県内では事故被害の克服に向けた努力が強められていると指摘。危機的な状況が続く放射能汚染水問題の抜本的解決を求め、福島県民と全国の願い、運動を交流し、要求実現にむけて今後の展望を切り開くために同集会を開催するとのべました。県内参加者5000人以上、全国にも呼びかけ、1万人規模をめざします。
集会の要求スローガンは、(1)政府は事故収束宣言の撤回を! 放射能汚染水など事故収束に全責任をもった対応を! (2)徹底した除染と完全賠償、健康管理と医療保障で、子どもや県民が安心して住み続けられる福島を! (3)福島原発はすべて廃炉に! 再稼働をやめ、原発即時ゼロの決断を! ―の3項目です。
集会会場は、福島市内の荒川運動公園。大集会は午後1時開始で、その前に交流会テントや元気ステージが企画され、集会後は市内をパレードする予定です。