「38年前にチェルノブイリ原発で事故が起きた日を忘れない。原発の危険性を改めて確認し合う日にしよう」―。原発問題全道連絡会と国民運動北海道実行委員会は、夏日となった札幌市で26日、「チェルノブイリデー」宣伝を繰り広げました。
連絡会の堀一代表委員と米谷道保常任理事、日本共産党の、はたやま和也衆院比例候補が参加しました。
ビラを配りながら「原発に賛成という人もぜひパンフレットを受け取り、ご一緒に考え合いましょう」と呼びかけました。
「地震が起きるまで、四国に原発があることも知りませんでした」という市民や、「自民党は利益優先で安全置き去り。暮らしを守る政治にシフトしなくちゃ」と自民党に怒り心頭という人など、次々と署名していきました。
はたやま氏は、「チェルノブイリ原発事故当時は15歳で、原発について遠い地のことで重大さがわからないまま、『放射能が風に乗って世界に広がる』との報道に戦慄(せんりつ)を覚えた」と振り返り、「原発依存の古い政治を終わらせて、持続可能な社会と自然を将来に引き継いでいくために力をつくします」と表明しました。
(「しんぶん赤旗」2024年4月27日より転載)