17日午後11時14分ごろに豊後水道で発生した地震で四国電力は18日、震度4の揺れを観測した愛媛県伊方町にある伊方原発について、運転中の3号機の発電機の出力が約2%低下していると発表しました。地震による環境への放射能の影響はないとしています。
四国電によると、最大38ガル(ガルは、揺れの強さを表す加速度の単位)を観測しました。3号機で出力が低下したのは、水位制御系の不調で、バックアップの系統に切り替わった影響だといいます。四国電は問題の系統を点検するとしています。
(「しんぶん赤旗」2024年4月19日より転載)