さよなら原発徳島実行委員会は27日、徳島市の四国電力徳島支店に対し、伊方原発(愛媛県伊方町)3号機の廃炉を求める要請書を提出しました。
応対した担当者は「要請は本店に伝える」と述べました。
その後、徳島駅前で宣伝行動に取り組み「国と東電は、福島原発汚染水の海洋放出をただちに中止せよ!」とかかれた横断幕を掲げアピールしました。
藤永知子代表は「汚染水(アルプス処理水)の海洋放出はすんなり決まった印象があり、本当に国民の安全を検討したのか」と批判。「福島原発事故のようなことは起きてはいけないと学んだはずなのに、国は新しい原発をつくろうとしている。関心を持ち一緒に考えてほしい」と呼びかけました。
参加者は「海洋放出反対に四国からも声をあげないといけない」などと訴えました。
(「しんぶん赤旗」2023年9月28日より転載)