福島第1原発事故で発生した汚染水(アルプス処理水)が漁業者との約束を破り、海洋放出されようとしている中、日本共産党北海道委員会は23日、札幌市で緊急街頭宣伝し、当日付の「しんぶん赤旗」を掲げて、署名を呼びかけました。
宮城県出身の、はたやま和也衆院比例候補は、母の実家が海に囲まれた島で、漁業で代々魚を取って暮らしてきたと紹介。「海は命の源であり、地域にとって大事な経済基盤。海が豊かできれいだからこそ日本は発展をしてきました。海の恵みや漁業者との約束を破って、政府が放射能で汚染された水を放出するという意味を一緒に考えましょう」と呼びかけました。
署名した東区民は「風評被害ではなく実被害になる。“処理水”なんていう呼び方も腹立たしい」と語り、勤務員が海洋放出の問題や軍拡について詳しく掲載していると「しんぶん赤旗」を紹介。宣伝紙を持ち帰りました。
駅を利用していた市民は「放出されてしまう前に署名できて良かった。このように意思表示できる機会をありがとう。いつも応援しています」とエールを送りました。
(「しんぶん赤旗」2023年8月24日より転載)