日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は13日夜、埼玉県所沢市で街頭演説し、県議選勝利を力に、市議選(定数33)での勝利を訴えました。
田村氏は、環境省が福島第1原発事故の除染で出た土を再利用する実証事業を同市で行おうとしている問題について、党市議団が住民合意のない同事業を認めない決議を提案し全会一致で可決されたことを紹介。原発の新増設を狙う岸田自公政権や維新を批判し「原発ゼロ、再稼働を許さない共産党を伸ばせるかが問われている」と強調しました。
また、大軍拡反対や暮らしを守る共産党の議席の値打ちを強調し「党をつくって101年、どんな妨害、弾圧、攻撃にも屈することなく戦争反対を貫き、暮らしを守り、自由と民主主義を前に進めるために頑張ってきた。何としても5人全員の当選を」と呼びかけました。
市議選で議席増をめざす、小林すみこ、やさくいづみ=以上現=、加藤けんいち、中井めぐみ、花岡けんた=以上新=の5候補が決意表明。所沢市への汚染土持ち込みストップ、所沢保健所の復活、学校給食費の無償化などの実現で「誰もが大切にされる所沢を実現します」と訴えました。
県議選西1区(所沢市)で新旧交代を果たした城下師子(のりこ)新県議は「市議会では、共産党以外は市民負担になるものでも何でも賛成。市民の命と暮らしを守る共産党の5人を何としても」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2023年4月15日より転載)