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「原発推進政策許すな」 来月4日 東京・日比谷で集会

全国連絡会

 全労連、全日本民医連などでつくる原発をなくす全国連絡会は20日夜、運営委員会を開き、岸田政権による原発回帰方針の撤回を迫ろうと、3月4日に東京・日比谷野外音楽堂で「福島を忘れない 原発推進政策を許すな 3・4原発ゼロ集会」を開催することを決めました。

 東京電力福島第1原発事故からまもなく12年。福島では、いまだに多くの住民が故郷に戻ることができず、生業(なりわい)の再建、地域の復興には、ほど遠い状況です。

 にもかかわらず、岸田政権は、「脱炭素」「グリーントランスフォーメーション」(GX)を口実に、原発の運転期間上限を事実上撤廃し、新増設するなどの方針を、国民的議論もないまま閣議決定しました。

 集会は3月4日午後1時15分に開会。福島の代表も参加し、現状を告発します。集会後、銀座までパレードします。

 全国連絡会は、この集会の成功とともに、原発回帰方針の撤回を求める国会請願署名の取り組みを呼びかけています。4日から19日を「原発ゼロ集中ウイーク」として、「原発推進政策反対、放射能汚染水の海洋放出中止を迫る世論を広げよう」と提起しています。

(「しんぶん赤旗」2023年2月22日より転載)