公明党の高木陽介政調会長は12月4日のNHK「日曜討論」で、廃止する原発の建て替えで次世代型原発を建設する「リプレース」について、「基本的にはOKと考えていい」と述べ、政府方針を容認する考えを示しました。「党として原発に依存しない社会を目指すというのは変わらない」とも語りました。
高木氏は「経済産業省によると、今ある原発を全てリプレースするのではない。サイト(敷地)の余力があるのは(福井県の)敦賀と美浜の二つだけだ。これを最終的に廃炉するときに、その代わりに(建て替える)という考え方であれば認められる」と述べました。(時事)
(「しんぶん赤旗」2022年12月5日より転載)