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柏崎刈羽原発 今度は照明に不備・・規制委指摘 非常時機能が不十分

 核セキュリティー上の問題が相次ぎ原子力規制委員会から実質的な運転停止命令を受けている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で、照明装置の不備が明らかになりました。規制委の8月31日の臨時会合(非公開)で報告されたもの。

 原子力規制庁の報告によれば、6月に実施した検査において東電が、一部の照明装置が非常用電源設備などに接続されていないので改善中だと説明。規制庁は、改善が完了するまでの代替措置について確認したところ、「求められる機能を十分に確保できるものとは認められなかった」ことが判明しました。

 規制委は、今回の不備を事業者に指摘する必要がある「検査指摘事項」と判断。重要度は4段階の評価で重大な方から4番目の「緑」と暫定評価しました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月2日より転載)