ブックレット『福島第一原発の汚染水はなぜ増え続けるのか―地質・地下水からみた汚染水の発生と削減対策』(写真)が地学団体研究会から出版されました。
福島第一原発地質・地下水問題団体研究グループ(原発団研)が6年にわたって地下の地質や地下水の流れを詳細に調査研究した結果に基づき、同原発の汚染水がなぜ増えるのか、どうしたら汚染水の発生を減らすことができるのかを解説しています。
政府は内外の反対の声を無視し、地元漁協との約束を破って、高濃度のトリチウム(3重水素)などを含む汚染水(いわゆるアルプス処理水)を2023年春ごろに海洋放出する方針を決定しました。
ブックレットでは、汚染水が発生する理由をはじめ、課題の多い東京電力の汚染水対策、海洋放出を避けるための新たな対策の提案、海洋放出の問題点などをオールカラーでわかりやすくまとめています。
A5判、50ページ。頒価100円。申し込み=地学団体研究会03(3983)3378
(「しんぶん赤旗」2022年8月22日より転載)