中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)が政府の要請で停止して11年を迎えた5月14日、日本共産党の、たけだ良介参院議員(比例候補)、鈴木ちか参院選挙区候補が静岡市葵区などで街頭宣伝し、再稼働を許さず廃炉・原発ゼロにするよう訴えました。
たけだ氏は、福島原発事故を教訓とし原発災害を二度とおこさぬよう今度は原発ゼロの決断が必要だと強調。原発をやめたら雇用が失われると不安の声があるが、再生可能エネルギー普及、省エネルギー推進で年間254万人の新たな雇用を生み出すことができるという党の「2030戦略」を説明し、地域住民と力をあわせ原発のない持続可能な日本社会にするため全力を尽くすと力説しました。
鈴木氏は、浜岡原発は東海地震・南海トラフ巨大地震の震源域の真上にある世界一危険な原発であり、ロシアによるウクライナの原発攻撃で二重三重にも浜岡原発は廃炉の決断が求められていると強調。電力会社をはじめ企業・団体献金を1円も受け取らず、浜岡原発建設当初から反対を貫く共産党を参院選で躍進させてほしいと訴えました。
宣伝には幅広い年代から手を振っての応援がありました。ビラを受け取った90歳の女性は「浜岡原発はこのまま動かしてほしくない」と共感を示しました。
本村伸子衆院議員、鈴木せつ子県議(静岡市葵区県議候補)、ひらが高成・浜松市中区県議候補も各地で宣伝しました。
(「しんぶん赤旗」2022年5月15日より転載)