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原発の危険から命守る・・新潟知事選 片桐候補訴えに共感

聴衆とグータッチする片桐候補(右)=14日、新潟市北区

 原発再稼働の是非と地域医療を守ることなどが争点の新潟県知事選(29日投票)で、「原発なくして病院のこす」を第1の公約に掲げる片桐なおみ候補は5月14日、県最北端の村上市から新潟市まで駆け巡り10カ所で訴え。立憲民主党の森ゆうこ参院議員(選挙区候補)も終日ともにマイクを握り必勝を訴えました。

 片桐氏は、ウクライナ侵略で原発が攻撃される中、世界最大の柏崎刈羽原発の危険から県民の命を守るため「絶対に再稼働はさせない」と力説。県財政改革は人件費だけ削る現知事の手法ではなく、物品購入の入札改革などで県支出の約1割を見直し、県立病院の存続、学校給食費無償化などの子育て支援を進め、女性が働きやすい新潟をつくると訴えました。

 森氏は、無借金経営をしてきた片桐さんの手腕を県財政で発揮してもらおうと訴え。国の言いなりで病院・病床削減を進める現県政を変え、原発再稼働をさせない女性知事を誕生させようと呼びかけました。

 新潟市北区で演説を聞いた60代女性は「国言いなりの今の知事ではダメ。戦争反対も脱原発もハッキリ訴える片桐さんに期待します」。買い物途中の男性は「原発はやめて。片桐さんならやってくれそう」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年5月15日より転載)