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女川再稼働ストップ・・女性議員有志の会 宮城県に要請

遠藤副知事(右から8人目)に申し入れる女性議員有志の会のメンバー=11月30日、宮城県庁

 東北電力女川原子力発電所2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に反対する超党派の「女川原発再稼働ストップ!みやぎ女性議員有志の会」は11月30日、村井嘉浩知事に対し、再稼働の「地元同意」表明に抗議し、撤回を求める申し入れをしました。

 女性議員有志の会には、県内の女性議員、現職43人と元議員19人の計62人が賛同。当日は県議と8市町から18人の女性議員、元議員が参加し、応対した遠藤信哉副知事に申し入れ書を手渡しました。

 11月9日に開かれた「女川原発の再稼働」を議題とした市町村長会議に向け、同会が地元議員とともに県内全35自治体に「女川原発再稼働をストップし、再生可能エネルギーによる持続可能な社会をめざす要請」をしたことを紹介。市町村長会議で多くの首長から出された避難計画・道路の安全対策などへの疑問や不安に応えることなく、拙速に「地元同意」を強行した知事を批判し、強く撤回を求めました。

 4人の議員が発言し、「福島事故の放射能汚染廃棄物の混焼処理に住民が訴訟を起こしている。女川の再稼働は同意できない」「漁業者から懸念の声が上がっている」「『地元』の範囲が狭すぎる」などと訴えました。

(「しんぶん赤旗」2020年12月2日より転載)