東京電力福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後に残る高濃度のトリチウム(3重水素)汚染水を薄めて海に流すなど、政府が処分方法の決定を急いでいる問題で、環境団体が17日、海洋放出に反対し、幅広い市民の意見を反映したうえでの意思決定を求める、梶山弘志経済産業相あての署名を提出しました。
署名は、国際環境団体「FoEジャパン」「グリーンピース・ジャパン」や福島の女性らが呼びかけたもの。今回は2回目で、先月に提出した1回目を含めて計1万6285人分が集まりました。
署名の提出後、経産省、原子力規制庁、東電の担当者から、規制基準などについて聞き取りしました。
(「しんぶん赤旗」2020年11月18日より転載)