15日投票の柏崎市長選
東京電力柏崎刈羽原発の立地する新潟県柏崎市長選(15日投票)は、こんどう正道候補(73)=日本共産党、立憲民主党、社会民主党、新社会党、緑の党推薦=と現職候補のたたかいです。「原発再稼働を進めていく」(8日第一声)現職か、「再稼働は同意できない。決めるのは市民」と訴える、こんどう候補か、争点は鮮明です。
こんどう候補は、「7号機は国の審査を終え、残りは地元自治体の同意だけ」「原発はおっかないと訴える人、口にはできないが不安を抱える人が大勢いる。その中で再稼働は同意できない。決めるのは市民です」と訴えます。「安全性や避難計画、核のゴミ処分場も未解決の原発は再稼働できる環境にない」と強調。柏崎には豊かな自然と、ものづくりの技術や産業があると指摘し、「再生可能エネルギー100%のまち、原発に頼らない新しい柏崎をつくるチャンスです。その仕事を、こんどう正道にやらせてください」と訴えます。
(「しんぶん赤旗」2020年11月13日より転載)