首都圏反原発連合(反原連)は9月25日、首相官邸前抗議を行いました。
原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発について、社長が安全に責任を負うとした保安規定の変更案を了承し、原発事業者としての「適格性」を事実上認めました。しかし、同社は福島第1原発事故をめぐって、誰も責任を取らず、裁判でも自らの責任を否定。事故以前からデータ改ざんなどを繰り返してきており、今回の決定への批判が広がっています。
反原連のメンバーは「菅政権は原発とめろ」「再稼働反対」と訴えました。
この日の抗議は、天候の悪化と新型コロナウイルス感染対策のため、メンバーのみで行いました。
(「しんぶん赤旗」2020年9月26日より転載)