「老朽原発うごかすな!」の声を関西電力、政府に突き付けようと、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が9月6日、大阪市内で開かれ、1600人が参加しました。主催は同実行委員会。1000を超える団体、個人が賛同を寄せました。
大阪市西区の靭(うつぼ)公園で開かれた集会では、原子力発電に反対する福井県民会議の中嶌哲演代表委員が主催者あいさつ。運転開始から40年を超えた高浜原発1、2号機(福井県高浜町)と美浜原発3号機(同美浜町)の延命阻止が集会の眼目だと強調し、「福島の惨禍を繰り返させず、後から来るかわいい者たちのためにも、老朽炉の廃炉、そして原発ゼロの社会をめざす広大な世論と運動の前進を始めよう」と呼びかけました。
若狭の原発を考える会の木原壯林(そうりん)氏が「老朽原発廃炉を突破口に、原発全廃を勝ち取ろう」と訴えました。市民団体、労働組合などの代表がリレートークしました。集会には、日本共産党の辰巳孝太郎党府副委員長・前参院議員も参加し、紹介されました。
集会後、御堂筋を難波までデモ行進。「老朽原発今すぐ廃炉」「みんなで原発のない社会をつくろう」などとコールし、市民にアピールしました。
(「しんぶん赤旗」2020年9月7日より転載)