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六ケ所再処理工場 溶融炉運転、22年度に・・日本原燃が説明

 日本原燃は8月31日、六ケ所再処理工場(青森県)の工事の詳細設計に当たる設計及び工事の計画の認可申請と使用前事業者検査についての考え方を、原子力規制委員会の審査会合で説明しました。2022年度上期中にガラス固化体をつくる溶融炉を運転して検査を実施する計画を説明しました。

 原燃によれば、認可申請に関しては第1回の申請を10月をめどに行い、計4回に分割し申請するとしています。ガラス溶融炉の試験は、工事と使用前検査終了後に実施。検査は可能なものから順次実施し、22年度上期中にすべての検査を終わらせたいとしています。

 審査会合で、規制委側から「日本原燃が予定している時期までに適切な審査を行うためには、相当の改善が必要」などの指摘がなされました。

(「しんぶん赤旗」2020年9月2日より転載)