首都圏反原発連合(反原連)は7月10日、首相官邸前抗議を行いました。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、3日の抗議に引き続いて、市民の参加は呼びかけず、エリアを首相官邸前に限定し、反原連のスタッフのみで実施。抗議の模様をオンラインで配信しました。「避難は『3密』、原発止めろ」「すべての原発、再稼働反対」と訴えました。
反原連のスタッフがコロナ禍で抗議を続ける理由について表明しました。原発事故が発生した場合、半径30キロメートル圏内では屋内退避が原則で、「とても『密』な状況での避難を強いられる」と指摘。国民の命を守るために「原発を今すぐ止めるよう求めて、ここで抗議を続ける」と訴えました。
反原連は、17日以降の抗議の方法について、感染状況などを踏まえて検討し、公表することにしています。
(「しんぶん赤旗」2020年7月11日より転載)