愛媛県の伊方原発をとめる会は5月6日、松山市駅前で四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉を求める定例の宣伝行動、「伊方原発いらん!市駅前アクション」に取り組みました。参加した約20人は、プラカードや横断幕を掲げてアピールしました。
リレートークで共同代表の一人、須藤昭男さんは「9年前の3月11日に福島で起きた東京電力福島第1原発の事故で、福島の人が今なお、涙の中を過ごしていることを忘れないでいただきたい」と訴えました。
和田宰(つかさ)事務局員は、南海トラフ震源域に立地し、目前に活断層があり、日本で唯一、内海に面した場所にある伊方原発の危険性を強調しました。
原発さよなら四国ネットワーク楽団や愛媛合唱団などが参加し、「ふるさとは原発を許さない」などを熱唱して、脱原発をアピールしました。
(「しんぶん赤旗」2020年5月8日より転載)