日本原燃が青森県六ケ所村に建設中の使用済み核燃料の再処理工場の審査で原子力規制委員会は4月14日の会合で、申請書の補正書に不備があるとして、原燃に対し再々提出を求めました。
規制委は先月、申請書の補正書に58項目にわたる記載漏れなどを指摘。原燃は指摘を受け、修正した書類を13日に再提出したばかりです。
14日の会合で、規制委が「相当の数の不備が見つかっている。何が原因か、把握しているのか」と指摘したのに対し、原燃は「調査しているところ。何を書くべきか把握していなかった」などと述べました。
原燃は2014年1月に新規制基準への適合性審査を申請し、主要な議論は終了しています。
(「しんぶん赤旗」2020年4月16日より転載)