「フクシマを忘れない!再稼働反対!さようなら原発ナガサキ集会」が3月14日、長崎市民会館前広場で開かれ、160人が参加しました。
主催は「さよなら原発1000万人アクション・ナガサキ」「原発ゼロをめざす長崎連絡会」「原発なしで暮らしたい長崎の会」など4団体。最初に東日本大震災で亡くなった方々へ黙とうしました。
「原発なしで暮らしたい長崎の会」の川原重信世話人(66)が主催者あいさつし、「原発事故後、全国で9基再稼働していた原発が今年の秋には玄海原発の2基だけとなり、原発がなくても電気が足りているとあらためて確認できる状況になります」と述べ、「核と人間は共存できない。一日も早い脱原発社会をめざし頑張りましょう」と呼びかけました。
集会アピールを採択後、出島表門橋までパレードしました。
福島原発事故の放射能の影響から逃れるため、群馬県から息子2人と長崎の両親のもとへ帰ってきた宮崎由紀さん(42)は「最近、福島に住むあるお母さんが『私の子どもは今も自由に外で遊ばせられない』と泣きながら話されているのを聞きました。政府のいう復興とはいったい何なのか」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2020年3月15日より転載)