首都圏反原発連合(反原連)は2月21日、首相官邸前抗議を行いました。参加者は、東京電力福島第1原発事故の被害者切り捨てを進める安倍政権や東電への怒りの声をあげるとともに、原発をなくすまで各地で声をあげつづける決意を交流しました。
さいたま市の男性は、地域の労働組合が賃金など労働条件とともに、原発ゼロ・化石燃料からの脱却を掲げ、地域での宣伝などに取り組んでいると紹介。「地域での取り組みと力を合わせながら、官邸前、国会前で声をあげつづけよう」と呼びかけました。
神奈川県湯河原町から妻とともに参加し続けている男性もマイクを握り、「安倍首相が原発をやめないのは原発メーカーや関連企業、電力会社の利益のためだ」と批判。「安倍首相は、国民の声を聞かない。でも決してあきらめず、必ず原発を止めよう」と呼びかけました。
日本共産党の吉良よし子参院議員は「うそをつかせないよう行政を監視するとともに、原発ゼロを実現して希望ある未来を示す国会にするために全力を尽くしたい」と表明しました。
(「しんぶん赤旗」2020年2月22日より転載)