首都圏反原発連合(反原連)は2月14日、首相官邸前抗議を行いました。参加者からは、日本原子力発電が敦賀原発の再稼働をめぐり、活断層に関するデータを改ざんした問題など、うそ、ごまかしで進められてきた原発をやめさせようとの声が相次ぎました。
さいたま市の男性は、日本原電によるデータ改ざんについて「ひとたび事故を起こせば、国民の生命に重大な影響をもたらす原発を動かす資格はない」と批判。原電がここまで強引に再稼働に進むのは、安倍政権による原発推進政策があるからだと述べ、「原発いらないという声をあげ続けよう」と呼びかけました。
川崎市の男性は、東電福島第1原発事故で発生しているトリチウム汚染水をめぐる政府の小委員会報告を紹介し、「海洋放出は絶対にしてはならない。万難を排して用地確保など手だてをとるべきです」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」2020年2月15日より転載)