神戸で集会
危険すぎる老朽原発の高浜1・2号機、美浜3号機の再稼働を許さないと11月2日、「老朽原発うごかすな!姫路から関電本店までのリレーデモ」が兵庫県姫路市を出発しました。同日夜、神戸市で呼びかけ集会が開かれ、80人超が参加しました。
デモは、「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」による高浜原発から関電本店をつなぐリレーデモ(11月23日~12月8日)に連帯し、関電本店前での合流をめざします。さよなら原発神戸アクションや原発なくし自然エネルギーを推進する兵庫の会などの協賛です。
若狭の原発を考える会の木原壮林代表が講演し、原発の技術的な問題や使用済み核燃料、原発事故被害の深刻さ、40年を超える老朽原発が構造物の劣化など重大事故の確率が急増することを強調。関電の原発マネー還流疑惑を示し、巨額の安全対策工事費が大手ゼネコンや原発関連企業に流れる利権構造を示し、原発全廃を訴えました。
木原氏は、少人数によるアメーバデモなど取り組みと成果を紹介し「リレーデモを成功させ、老朽原発廃炉に大きく前進したい」と決意を表明しました。
脱原発はりまアクションの会の菅野逸雄事務局長が主催者あいさつし、デモの様子を報告。脱原発兵庫フォーラム6団体とゼロこねっとの代表が活動を報告し交流しました。
日本共産党の喜田結、社民党の北上哲仁両県議、「つなぐ」の高橋秀典神戸市議が連帯あいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2019年11月4日より転載)