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関電マネー解明必ず・・反原連が官邸前抗議

関電マネー問題の解明を求める参加者=1日、国会正門前

 首都圏反原発連合(反原連)は11月1日、首相官邸前抗議を行いました。関西電力役員が高浜原発の地元・福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題。野党が役員の参考人招致を求める一方、政府・与党は解明に後ろ向きなままです。参加者は「関電幹部を国会に呼べ」と解明を求める声をあげました。

 国会正門前でも多くの参加者が国会による調査を求めました。

 さいたま市の男性は、安倍首相が関電の「第三者委員会」の調査を待つとしていることについて、「金品を受け取った当事者である社長が設置した委員会が『第三者』か。解明は期待できない」と指摘。「国会に幹部を呼ぶなどして真実を明らかにしてほしい」と訴えました。

 原発ゼロを求めて声をあげ続ける決意を語る参加者も。茨城県から参加した男性は、水戸市で続けられている毎週金曜の抗議を紹介。「みなさんに励まされて続けてきた。これからの日本をどうするかは、私たちの責任。声をあげることこそ、民主主義だと思い、これからもがんばりたい」と語ると、参加者が拍手で応えました。

(「しんぶん赤旗」2019年11月2日より転載)