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再稼働ノー 1100人デモ・・「さようなら原発!栃木アクション」/宇都宮市

最前列で行進する只野弁護士(左)と神田さん(左から2人目)=2019年11月9日、宇都宮市

 市民団体「さようなら原発!栃木アクション」は11月9日、宇都宮市の城址(じょうし)公園で原発ゼロをめざす集会を開き、1100人(主催者発表)が「原発なくせ」と唱和し、市内約3キロをデモ行進しました。

 実行委員長の大木一俊弁護士は「原発に代わる自然エネルギーは十分ある。一刻も早く、原発のない社会を実現しよう」とあいさつ。講談師の神田香織さん、絵本作家の、いわむらかずおさん、原発訴訟に取り組む只野靖弁護士がスピーチ。

 只野氏は「自宅に電気を供給している電力会社が原発推進に関わっているのかどうか判断するなど、身近なことからでも行動しよう」と訴えました。

 参加した宇都宮市の男性(46)は、茨城県東海村の山田修村長が東海第2原発の再稼働を容認したと報道されたことについて「隣接県だけに、再稼働の反対運動を強めなければならない」と話しました。佐藤信鹿沼市長、見形和久塩谷町長などが連帯のメッセージを寄せました。

(「しんぶん赤旗」2019年11月10日より転載)