首都圏反原発連合(反原連)は10月18日夜、首相官邸前抗議を行い、「原発マネーで私腹を肥やすな」「関電幹部を国会に呼べ」と訴えました。
マイクを握った参加者が「除染土を詰めたフレコンバッグが台風の大雨で流された。核のゴミを出し続け、リスク管理もできず、情報は隠ぺい。原発は今すぐやめろ」などと訴えました。
川崎市の女性は東電の原発事業に関わったことがあるといい「その時は疑問を持たずに流れてきた仕事をやりました。3・11の事故を見つめて、私はこの行動に参加しています。来れない人たちを代表してここにいます」と語りました。
東京都豊島区の水木きみさんは、「今回の台風災害で宮城県(大郷町粕川の吉田川)で決壊した堤防は、住民が国に対策を求めていたのに放置されていました。福島事故と一緒です。命をまもらない政権を代えたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2019年10月20日より転載)