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女川の審査書案「2、3週間で」・・規制委員長

 東北電力女川原発2号機(宮城県)について原子力規制委員会の更田豊志委員長は11月13日の会見で、再稼働の前提となる新規制基準の審査結果をまとめた審査書案を「2、3週間で示せるのでは」と述べました。

 更田委員長は「(女川原発の)審査は最終盤にある。月が替わるあたりに審査書案が示せるのではないか。最終的なチェックも含め、慎重に進めている」と語りました。

 同原発は2011年3月の東日本大震災と翌月の余震で想定を超える揺れが観測され、約13メートルの津波にも襲われた被災原発。東北電は13年12月、規制委に同原発の審査を申請し、主な審議は終了しています。

 被災原発では日本原子力発電の東海第2原発(茨城県)が審査に“合格”しています。

(「しんぶん赤旗」2019年11月15日より転載)