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自然エネこそ生かそう・・札幌市で「さようなら原発」北海道集会

ボードを掲げ「原発はいらない」とアピールする人たち=6日、札幌市

1500人が参加

 電気料金が原資の関西電力「原発マネー」に怒りが沸騰する中、「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会は6日、ストップ再稼働、さようなら原発北海道集会を開きました。

 秋晴れの札幌市大通公園。全道各地から1500人が駆け付け、「自然とともに生きるなら原子力なんて必要ない」と書いたボードを高く掲げました。

 関電幹部に「原発マネー」が還流していた事件に、帯広市の60代の女性は「ふざけるなと言いたい。信じられないほどの金が動く再稼働に固執する安倍政権は退陣しかない」と声を荒らげました。

 道唯一の泊原発が止まって7年半。「原発がなくても電気はまかなえる」と話すのは、友人と参加した札幌市の男性(67)。「自然豊かな北海道こそ自然エネルギーを生かすべきです。野党が協力して原発ゼロに向かってほしい」と言います。

 集会呼びかけ人の麻田信二道生協連会長、小野有五北海道大学名誉教授、西尾正道北海道がんセンター名誉院長らが発言。麻田氏が「私たちの知らないところで(原発マネーが)動いていた。とんでもないことだ」と力を込めると「そうだ」と声が飛び、かねや太鼓が鳴り響きました。

 集会後、市内中心部をデモ行進。沿道の高校生4人が行進に合わせ「原発いらない」とコールしました。

 日本共産党の畠山和也前衆院議員・比例候補も行進しました。

(「しんぶん赤旗」年10月7日より転載)