首都圏反原発連合(反原連)は9月13日、首相官邸前抗議を行いました。内閣再改造を行った安倍政権は原発再稼働に固執する姿勢をあらわにしています。
官邸前と国会正門前では参加者がマイクを握り、原発に固執する安倍政権への怒りや東京電力の責任を追及する声をあげました。
国会正門前でスピーチしたさいたま市の男性は、選挙で「原発ゼロ」「脱原発依存」を掲げながら、閣僚になって原発固執に足並みをそろえる河野太郎防衛相や菅原一秀経産相の姿勢を批判。「自公政権では、国民が求める原発ゼロは実現できない。私たちが『再稼働反対』『原発やめろ』の声をあげ続けよう」と訴えました。
練馬区の女性は地元選出の菅原経産相が総選挙で「脱原発依存」を掲げながら、就任後「原発ゼロはない」としたことは「公約違反で許せない」と憤り、地元で脱原発デモを行うと語りました。
相模原市の男性は、東京電力福島第1原発事故をめぐり旧経営幹部に対する刑事裁判の判決が19日にあることにふれ、「大津波の危険を知りながら、対策を先送りした。許しがたい」と述べました。
(「しんぶん赤旗」年9月14日より転載)