綾部市で4人の子どもを育てる母親です。家の近くの川ではもうすぐホタルが飛び、秋には虫の音を聞きながら子どもたちを寝かせる。豊かな環境で子育てできることが自慢です。
福島での原発事故が起き、それまで遠い場所だと思っていた若狭原発(福井県)が急に身近になりました。私と同じように気に入っていた生活の場を手放し避難してきた人たちの話を聞き、若狭だけでなく、日本中に原発はいらないと思うようになりました。
甲状腺被ばくを予防する安定ヨウ素剤の事前配布を求める運動に関わり、仲間が広がりました。市議会請願では「オール与党」の壁を越えて、市民と野党の共同が実現する大きな取り組みになりました。
確信になったのは、子どもたちを守るためなら、まわりのおとなは大きなパワーを発揮できるということ。
国会でも市民と野党の共闘を実現させて、子どもたちの未来を明るくしたい。そのためにも共産党が大きくなってほしい。倉林明子さん(参院議員・京都選挙区候補)をもう一度国会へ送るためにがんばりたいです。
(6月1日、京都府綾部市の演説会で)
(「しんぶん赤旗」2019年6月5日より転載)