北海道内の反原発、環境保護団体でつくる「泊(とまり)原発を再稼働させない北海道連絡会」は泊原発停止から7年の5月5日、「泊原発再稼働するな!させるな!北海道大行進」を札幌市で繰り広げました。
24度と気温が上がる中、各団体代表がマイクを握りました。
「SHUT泊」の川原茂雄共同代表は「原発が止まって7年。電気は不足せず、私たちの生活に何も支障はない。泊原発はやめて、放射能の不安のない北海道をつくろう」と呼びかけました。
250人の参加者は手作りのプラカードを掲げ、サウンドカーを先頭に、市民や観光客でにぎわう中心部をデモ行進。「泊は廃炉、再稼働反対」「原発動かす道知事いらない」とアピールしました。
「北電は原発をやめた方がコストダウンにつながる」という「脱原発をめざす北電株主の会」の男性(64)。「活断層が否定できない泊に原発があること自体が危険。一刻も早く廃炉にすべきだ」と話していました。
泊原発廃炉訴訟原告の女性(66)は「原発は人ごとでは済まされない。廃炉まで頑張ります」と語ります。
日本共産党のはたやま和也前衆院議員、佐々木明美、長屋いずみ両市議、高橋典子江別市議が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2019年5月6日より転載)