日本原子力発電の東海第2原発(茨城県)が運転開始から40年を迎えた11月28日、「さようなら原発1000万人アクション」は衆院第2議員会館前で、日本原電が狙う同原発の運転の20年延長に反対する抗議行動を行い、参加者は「老朽原発を動かすな」などと声をあげました。
主催者あいさつした同アクションの井上年弘さんは、同原発は老朽化しているうえ、東日本大震災で被災していると指摘。「再稼働は許さないという声を安倍政権と国会にぶつけよう」と訴えました。
茨城県在住で、元公明党副委員長の二見伸明さんが飛び入り参加。茨城県議選(30日告示)に触れ、「東海第2原発の再稼働を許すかが最大の争点だ。“国が決めることだ”などという議員はいらない。県議会の構成を変えれば、私たちのたたかいはさらに前進できる」と述べました。
「さよなら原発いばらきネットワーク」の村田深さん(茨城県農民連書記長)は「日本原電は住民に対して、不誠実な態度を続けている。原発を動かす資格などない」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2018年11月29日より転載)