首都圏反原発連合(反原連)は11月16日、首相官邸前抗議を行いました。今月末に運転開始から40年となる東海第2原発(茨城県東海村)の運転延長を原子力規制委員会が容認、東京電力が財務支援しようとしていることに怒りの声が広がっています。参加者は「東海第2、再稼働反対」などの声を上げました。
国会正門前でスピーチした男性は「命がけの電気はいらない」ののぼりを手に茨城県石岡市から駆けつけました。「官邸前の抗議に励まされて続けてきた水戸市の日本原電前の抗議は300回を迎えました。一人ひとりが声をあげることが大事だと強く感じている。一人は微力だが、一人ひとりの声で正しい道に進もう」と語りました。
首相官邸前では「東海第2原発の20年運転延長は絶対に許されない」「主権者として安倍首相をやめさせよう」と訴えました。
この日は、500人(主催者発表)が参加。日本共産党の岩渕友参院議員が国会正門前でスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2018年11月17日より転載)