首都圏反原発連合(反原連)は26日、首相官邸前抗議を行いました。日本原子力発電東海第2原発(茨城県)の再稼働・運転延長について、同県那珂市の市長が反対を表明。四国電力は27日に伊方原発3号機を再稼働しようとしています。参加者からは「伊方3号(機)、もう動かすな」の声が相次ぎました。
埼玉県越谷市の男性(69)は「もう電気は足りている。各地で再生可能エネルギーの取り組みが広がっている。原発に固執している人は利権がある人だけ。もう全部廃止してほしい」と話しました。
官邸前、国会正門前の両エリアでは、コールの合間、参加者がスピーチしました。
官邸前でマイクを握った女性は「地震が多発する日本で原発を動かしてはいけない。日本は再生可能エネルギーが豊富にある。もう再稼働はやめてください」と訴えました。この日、600人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2018年10月27日より転載)