新潟市長選(28日投票)を市民と野党の共闘でたたかう無所属新人の小柳さとし候補(31)=元新潟市議=は23日夜、新潟市西区の2カ所で個人演説会を開き、最終盤を迎える選挙戦で「皆さんと一緒に、市長として明日の新潟を切り開きたい」と会場いっぱいに詰めかけた参加者に支援を呼びかけました。
小柳氏は原発の問題について「新潟にも、いまだ福島からの避難者が多い」と指摘。「子どもたちの安心安全を、孫の世代にも残すために柏崎刈羽原発の再稼働に反対します」と訴えました。
また、現市政が進めるBRT(バス高速輸送システム)計画に「乗り継ぎが不便になった」「そもそも連節バスは必要なのか」という市民の声が相次いでいると紹介。「利用者あっての公共交通。市民の目線での町づくりを取り戻す」と計画の見直しを約束しました。
西村智奈美衆院議員(立憲民主党)が応援に駆けつけ、「市長は、原発再稼働や改憲を進めようとする安倍政権とのパイプ役であってはならない。市民との対話に基づく市政を掲げる小柳さんを市長に」と語りました。
西区の男性(68)は「若くて、市民への発信力がある小柳さんを市長へ押し上げたい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2018年10月25日より転載)