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大間原発に反対・・青森 現地で集会、全国から参加

 青森県下北半島先端の大間町で「大間原発反対現地集会」(同実行委員会主催)が7月15日開かれました。福島、福井、鹿児島各県や北海道泊など原発立地自治体はじめ全国から330人が参加し、原発なくせと唱和を響かせました。

 今回で11回目。デモ行進に移ると、住民が次々沿道に出てきて、エールを送りました。

 「大間原発ができて海が汚染されたら生活できない。マグロ漁も規制されているいま、おらたちは原発に反対しなきゃいけない」と64歳の漁師、「建設に反対している。原発ゼロは世界の声だ」と70歳の男性、「ずっと原発に反対している。ありがとう」と70代男性。建設反対の現地の熱い思いを語りました。

 隣接する佐井村に住む母娘は「危険なフルMOXは受け入れられない。私たちも大間原発建設反対です」と手を振って声援を送りました。

 反原発・核燃行動を繰り広げる団体が集まった集会。「なくそう原発、廃炉招福」「アベ政治ゆるさない」と書いたのぼりを掲げ、県西部の弘前市から185キロを丸1日かけて自転車でやってきた夫婦もいました。

 地元大間町の佐藤亮一さんや、原発立地自治体から駆け付けた代表が大間原発建設断固阻止を訴えました。

 津軽海峡を挟んだ北海道函館市から日本共産党の本間勝美道議候補が参加し、連帯あいさつしました。

(「しんぶん赤旗」2018年7月16日より転載)