首都圏反原発連合(反原連)は5月18日、首相官邸前抗議を行いました。参加した600人(主催者発表)は、いまだに原発に固執し続ける安倍政権を批判。ドラムの音にあわせて「原発やめて子どもを守れ」「原発推進今すぐやめろ」とコールしました。
経済産業省が16日に取りまとめた、国のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」の見直し案について反原連のメンバーは、「原発の電源比率も前回と変わっていません。再生可能エネルギーは主力電源と書かれていますが、普及するための具体的な言及もない。見直しを求めていきたい」とのべました。
「孫子の代まで原発を残したくない一心で行動しています」と語るのは、東京都世田谷区から参加した男性(65)です。「誰もが安心して暮らすことができるように声をあげたい」
福岡市に住む女性(74)は、用事で東京へ来たついでに参加しました。「地元の近くにも原発があり、心配です。原発に限らず、さまざまな問題の中心は安倍政権だと思っています。運動を続けて、とにかく安倍政権を終わりにしたい」と話しました。
立憲民主党の山崎誠衆院議員、日本共産党の吉良よし子参院議員が参加しスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2018年5月19日より転載)