首都圏反原発連合(反原連)は4月20日、首相官邸前抗議を行いました。九州電力は18日、配管からの蒸気もれトラブルで停止していた玄海原発3号機(佐賀県)の発電を再開。参加者は「玄海原発いますぐとめろ」「安倍晋三は原発やめろ」と訴えました。
東京都新宿区の武藤徹さん(92)は「地震、火山を抱えた国土に多数の原発をつくってきたのは大きな誤りだ。玄海も川内原発(鹿児島県)も地震や火山の危険性が指摘されているのに、再稼働をすすめるなんて許せない」と語りました。
国会正門前エリアでは、原発に固執する安倍政権への怒りの声が相次ぎました。
川崎市から参加した男性は「安倍政権は、ウソと改ざんまみれ。原発も『安全だ』などと言って再稼働や輸出をすすめている。今年こそ、市民と野党の共闘で安倍政権を倒し、原発ゼロの日本への道を切り開こう」と呼びかけました。
この日は、800人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2018年4月21日より転載)