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東電福島第1原発 この1週間

■9月12日 東京電力は、組み立て式(フランジ型)タンクの解体をしていた30代の男性作業員が内部被ばくした原因の調査結果を公表。2重のゴム手袋の外側を外した後、内側の手袋に全面マスクの放射性物質が付着し、さらに、マスクを脱ぐ際に手袋が顔に触れたとみています。被ばく量(確定値)は、今後50年間で約0・01ミリシーベルト。

■14日 原発敷地内の西側に、本設のガソリンスタンド(写真=東電の報道資料から)が完成し運用が始まりました。震災後に設置した簡易ガソリンスタンドは、ガソリンと軽油の容量はそれぞれ600リットルでした。今回、ガソリンが30キロリットル、軽油は60キロリットルと、大幅に増加。東電は、安全に多くの燃料を保管でき、作業環境の改善や、大型車両への給油の効率化が期待できるとしています。

(「しんぶん赤旗」2017年9月17日より転載)