「子どもたちへのプレゼントは原発も戦争もない未来」。12月4日。「パパママぼくの脱原発ウォーク」が東京都内で行われました。武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭公園で集会をした後、サンタクロース姿の参加者らが「原発いらない」「子どもの未来に基地はいらない」と訴えながら、JR吉祥寺駅両辺を歩きました。
12回目の取り組みに約120人が参加。集会で、主催者を代表して紫野明日香さんが「原発、沖縄・辺野古への米軍基地の押し付け、消費税、TPP(環太平洋連携協定)などたくさんの問題があります。子どもたちを守るために、これからも一緒に声をあげ続けましょう」と呼びかけました。
沿道では、ベビーカーを押しながら母親が声援を送っていました。参加者で大学生の佐藤光祈(みつき)さん(19)=東京都練馬区=は「日本がやるべきは、原発の輸出や南スーダンに自衛隊を送ることではなく、人々の人権や命を守る支援だということをアピールしたい」と話しました。
民進党の管直人衆議員・元首相、日本共産党の栗原健治三鷹市議が参加しました。
(「しんぶん」赤旗2016年12月5日より転載)