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地震国に原発いらぬ・・反原連 官邸前抗議

原発なくせ、再稼働反対と声をあげる人たち=11月25日、首相官邸前
原発なくせ、再稼働反対と声をあげる人たち=11月25日、首相官邸前

 首都圏反原発連合(反原連)は11月25日夜、首相官邸前抗議を行いました。22日の地震で福島第2原発の使用済み核燃料プールの冷却が停止するなど原発の危険性が浮き彫りになるなか、原発再稼働を推進する安倍晋三政権。参加者は「地震の国に原発いらない」「老朽原発もう動かすな」と声をあげました。

 東京都三鷹市の斎藤優さん(70)は「22日の地震で多くの国民が原発への不安を募らせたのに、政府には、不安に応え、説明をしようという姿勢が見られない。このまま再稼働を進めようという安倍政権は許せない」と話しました。

 埼玉県川口市の70歳代の女性は「地震が起きたとき、真っ先に″福島の原発はどうなったか″と思った。事故は収束せず、各地で地震が相次いでいる。ベトナムも原発計画を撤回した。福島を切り捨て、再稼働と輸出を進める政治を変えるため声をあげ続けたい」と語りました。

 750人(主催者発表)が参加。日本共産党の山添拓参院議員が駆けつけ、参加者とともに声をあげました。

(「しんぶん赤旗」2016年11月26日より転載)