首都圏反原発連合(反原連)は6月24日夜、201回目の首相官邸前抗議を行いました。伊方原発の原子炉へ核燃料を入れる作業が開始され、安倍政権に怒りの声が起こりました。「伊方原発再稼働反対」「地震の国に原発いらない」とコール。「選挙で原発推進勢力を少数派に追い込もう」というスピーチが相次ぎました。
国会正門前では行動の冒頭、スタッフの川口和正さんが「伊方原発のある愛媛は、大きな地震がおこる危険がある中央構造線の近くにある。原発はいらない」と強調しました。
東京都新宿区から参加した女性(53)は、「エネルギーのつくり方、使い方を変えないといけません。伊方原発の再稼働なんて許せません。原発を稼働させようとする人々に政権を握らせておきたくありません」と話しました。
日本共産党の池内さおり衆院議員がスピーチ。「原発にしがみつく勢力をこれ以上、国会内にのさばらせるわけにいかない。伊方原発再稼働が狙われている愛媛は、私のふるさとです。福島の人たちのふるさとへの思いも胸に刻んで、再稼働許すな、ただちに廃炉を訴える」と強調しました。
この日の参加者は750人(主催者発表)でした。
(「しんぶん赤旗」2016年6月25日より転載)