BS朝日は6月23日(後7・0)に「ザ・ドキュメンタリー チェルノブイリ30年、その現実〜福島の未来を見つめて」を放送します。
1986年4月26日、ソ運(現ウクライナ)・チェルノブイリ原子力発電所で起きた史上最悪の事故で、40万人以上が移住を余儀なくされました。見えない放射能は人々の肉体をむしばみ、多くの命を奪い去りました。
番組では、歌手のクミコがウクライナを旅し、当時を知る人々を訪ねます。チ
ェルノブイリと福島—両方の事故を経験した数奇な運命を持つ女性、事故の恐怖を赤裸々に語る元原発作業員、そして今も居住制限区域の原発30キロ圏内に暮らし続ける老人らと出会います。
宮城県石巻市で被災したクミコが、彼らの証言から見えてくるチェルノブイリの真実を伝え、そこから何を学び、福島の未来にどう向き合っていくべきかを考えます。
(「しんぶん赤旗」2016年6月19日より転載)